1/5

TOKYO MONSTER

¥264,000 税込

残り1点

この商品は1点までのご注文とさせていただきます。

別途送料がかかります。送料を確認する

木白牧作
F30
アクリル絵具、東京の地図(山手線新宿駅周辺)、
海岸のプラスチック片、ホログラムシート、糸、
セメント、ペン、虫ピン、まち針、綿布、木製パネル

■TOKYO MONSTER
日常生活に欠かせないプラスチック製品の大部分は使い捨てです。処理しきれず自然界に流出したプラスチックごみは、川を流れ、海にたどり着きます。既に世界の海に存在していると言われるプラスチックごみは、合計で1億5,000万トンと言われ、そこへ少なくとも年間800万トンが、新たに流入していると推定されています(*)
「TOKYO MONSTER」では、日本最大の都市である東京の地図上に、海岸に漂着したプラスチックごみの欠片で街を作る事で、大量生産・大量廃棄の上に成り立つ現代社会をシニカルに表現しています。苦悩や怒り、悲しみをたたえるクジラの表情は、人間中心主義社会の不条理や不具合を物語っています。そして摂餌のために開けた大きな口は、逆境の中でも強く生きようとする命の力強さを感じさせます。
(*)2024年2月18日14:43『海洋プラスチック問題について|WWFジャパン』

■木白牧 -Biography-
1975年滋賀県生まれ。2005年大阪府立大学(現 大阪公立大学)農学生命科学研究科獣医学専攻博士課程修了、博士号(獣医学)取得。在学中より独学にて作品制作を始め、水産庁他の鯨類調査員を務める側で制作を行うも育児のため中断、2017年再開。日本に根付く自然への畏怖や共感など自然崇拝に由来する心性にサイエンス由来の視点を加え、自然界の秩序や生命の本質を俯瞰し視覚化する作品制作を行っている。また、海洋プラスチック問題など現代の地球環境の変化を危惧し、人と自然を再度繋ぐきっかけを社会に提示しようと表現を模索している。関東を中心に公募展やギャラリーなどで主に半立体の平面作品を発表している。主な入選・受賞歴に「第4回星乃珈琲店絵画コンテスト、優秀賞(土方明司賞)」(2019年)、「IAG AWARDS 2020」(2020年)、「第3回公募アートハウスおやべ現代造形展」(2021年)、「IAG AWARDS 2023、準漫喜利大賞」(2023年)、「いい芽ふくら芽RS、優秀賞」(2023年)がある。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (7)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥264,000 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品